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パンケーキのキッチンカーを開業するメリット・デメリットや開業の流れとは?人気のキッチンカーのパンケーキ店も紹介

2025.07.29
出店サポート
パンケーキのキッチンカーを開業するメリット・デメリットや開業の流れとは?人気のキッチンカーのパンケーキ店も紹介
 

パンケーキ屋は、キッチンカーで開業できるので、移動販売を検討している方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、パンケーキのキッチンカーを開業するメリット・デメリットを解説します。

 

開業の流れも説明しますので、パンケーキの移動販売を開業予定の方は、ぜひ参考にしてください。

 

パンケーキのキッチンカーを開業するメリット

まずは、パンケーキのキッチンカーを開業するメリットを紹介します。

 

初期費用を抑えられる

パンケーキは、本格的な厨房機器がなくても調理できるので、キッチンカーの初期費用を抑えられます。

 

実店舗のような物件取得費や内装工事費がかからず、小型のキッチンカーを選べば維持費の節約も可能です。

 

開業時に持ち出す金額を安く抑えたい場合は、リースを活用して手元に資金を残したままキッチンカーを開業するのもよいでしょう。

固定費が少ない

キッチンカーは実店舗のように家賃が発生せず、固定費を安く済ませられます。

 

少人数で店舗経営を進められるので、人件費や水道光熱費を抑えられる点もメリットです。

 

また、キッチンカーの自動車税は一般乗用車よりも安く、軽トラや軽バンなどの小型車は車両維持固定費も少ない傾向にあります。

出店場所を柔軟に選べる

キッチンカーの出店場所は、季節や曜日、イベントに合わせて柔軟に移動できます。

 

ファミリー層の多い公園大型商業施設など、商品を販売するのに適した出店場所を選ぶことで、安定的なキッチンカーの経営が可能です。

 

また、郊外にキッチンカーを出店すると、競合が少なく話題を集めやすい傾向にあります。

パンケーキのキッチンカーを開業するデメリット

ここからは、パンケーキのキッチンカーを開業するデメリットを説明します。

 

テーブルや椅子を設置できない

キッチンカーは、テーブルや椅子を設置できないため、顧客の滞在時間が短くなりやすい傾向にあります。

 

客単価や回転率も伸びにくく、季節や天候に売上が左右されやすい点にも注意が必要です。

ランチタイムの売上は弱い

パンケーキは軽食やスイーツに分類されるため、ランチタイムの売上は弱い傾向にあります。

 

特に、ランチタイムのオフィス街は食事を素早く済ませたい客層も多く、テイクアウトメニューを充実させるなど、ターゲット層を取りこぼさない対策を考えることが大切です。

 

お店独自のランチメニューで他店との差別化を図り、需要のある場所で集客力を向上させる取り組みを進めるのもよいでしょう。

パンケーキのキッチンカーを開業する流れ

街中のキッチンカー

ここで、パンケーキのキッチンカーを開業する流れを説明します。

 

開業計画を作成

開業に必要な事業計画書に記載する項目は、以下の通りです。

  • 創業の動機・目的
  • 職歴・事業実績
  • 商品・サービス
  • 取引先
  • 従業員数
  • 借入状況
  • 必要な資金・調達方法
  • 事業の見通し

事業計画書を作成する際は、お店のコンセプトやターゲット層を設定して、販売する商品の魅力が伝わりやすい内容にまとめることが大切です。

資金の準備

パンケーキのキッチンカーを開業する際は、初期費用と半年程度の運転資金を想定して準備に取りかかりましょう。

 

銀行融資や日本政策金融公庫を利用する場合は、事業計画書に具体的な収益予測やマーケティング戦略などを記載するのがおすすめです。

 

キッチンカーを購入する場合は、ローンやリースを利用すれば開業資金を安く抑えられます。

 

また、自治体によっては補助金や助成金が下りる場合もあるので、ぜひご活用ください。

キッチンカーの準備

キッチンカーの主な入手方法は、製作中古購入リースの3つです。

 

キッチンカーの製作を業者に依頼する場合は、メニューやコンセプトに合わせてデザインや設備を検討できます。

 

中古購入の場合は、開業がスムーズで費用も抑えられますが、故障のリスクが伴う点に注意も必要です。

 

また、リースはキッチンカーの導入費や車両維持費の負担が少なく、初めてキッチンカーを開業する方やテスト営業を検討している方に適しています。

営業許可の取得

営業許可の主な検査項目は、以下の通りです。

  • 運転席をと調理場の区切り
  • タンクの容量
  • 非接触水栓
  • シンクの数と大きさ
  • 収納設備
  • 洗浄消毒設備
  • 換気できる構造
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • フタ付きゴミ箱
  • 仕込み場所

営業許可は出店予定地域の保健所で取得できますが、一つの営業許可で一円営業ができない場合は、営業許可を出店予定地域ごとに取得する必要があります。

 

また、保健所の許可基準は地域ごとに異なるので、気になる点があれば、出店予定地域を管轄する保健所に事前相談を行うのもおすすめです。

食品衛生責任者の資格取得

キッチンカーの営業許可を取得するためには、各調理車両に最低1人の食品衛生責任者の資格取得が必要です。

 

約6時間の講習会を受講して、終了試験に合格すると食品衛生責任者の資格を取得できます。

 

また、食品衛生責任者は全国共通の資格で、一度取得すれば再取得の必要はありません。

出店場所の確保

出店場所を検討する際は、土地や施設の所有者の許可を取得することが大切です。

 

無許可の路上販売は法律違反に該当するので、マッチングサービスや市町村の商工会議所を利用して、販売する商品に適した出店場所をご検討ください。

パンケーキが売れやすい季節と出店場所

ここからは、パンケーキが売れやすい季節出店場所を紹介します。

 

売れやすい季節

パンケーキは、一年を通して安定した売上が期待できます。

 

しかし、気温が上昇する6〜8月頃は売上が一時的に落ち込みやすく、爽やかな甘さのスイーツが求められるので、トッピングやメニューにアレンジを加えるなどの工夫が必要です。

 

普段のメニューにアイスクリームやソフトクリームを加えて、ミニパフェやサンドなど、片手で手軽に楽しめるメニューを開発するのもよいでしょう。

 

氷を砕くミキサーがあれば、フローズンドリンクを提供するのもおすすめです。

おすすめ出店場所

パンケーキの移動販売は、女性の通行量が多い場所での営業に適しています。

 

20〜50代の女性をターゲットに設定して、観光地や商業施設などで実施されるイベントをもとに出店場所を決めるのもよいでしょう。

 

また、近年ではSNSでキッチンカーを募集する場合も多く、イベント管理者・団体の更新情報をこまめに確認して、同業者のつながりを広げておくことも大切です。

パンケーキの調理に必要なキッチンカーの厨房設備

おしゃれなパンケーキ

ここからは、パンケーキの調理に必要なキッチンカーの厨房設備を解説します。

 

基本設備(保健所基準)

保健所基準を満たすキッチンカーの基本設備は、以下の通りです。

  • シンク
  • 給水・排水タンク
  • 冷蔵・冷凍庫
  • コンセント、照明
  • 換気扇

キッチンカーで使用するシンクは、手洗い用と調理用の2槽のものが一般的ですが、営業する地域の保健所ごとに基準が異なるので、気になる場合は事前に確認しておくとよいでしょう。

パンケーキ調理用設備

パンケーキの調理に必要な設備は、以下の通りです。

  • 鉄板・グリドル
  • パンケーキ型
  • 焼き印
  • 調理器具(ヘラ、ホイッパー、ボウルなど)

鉄板・グリドルを選ぶ際は、稼働するのに必要なLPガス・発電機の準備が必要です。

 

パンケーキ型は、提供するパンケーキの厚みやデザインに合わせてご準備ください。

 

また、お店のロゴやキャラクターがあれば、オーダーメイドで焼き印の作成も可能です。

パンケーキ屋の営業に必要な資格と許可

ここで、パンケーキ屋の営業に必要な資格許可を紹介します。

 

パンケーキ屋の営業に必要な資格と許可

パンケーキ屋を営業するためには、食品衛生責任者の資格と保健所の営業許可を取得しなければなりません。

 

食品衛生責任者の資格は、約6時間の講習会を受講すれば取得でき、下記の資格を保有している場合は受講が免除されます。

  • 栄養士
  • 調理師
  • 製菓衛生士
  • 畜場の衛生管理責任者または作業衛生責任者
  • 食鳥処理衛生責任者
  • 船舶料理士
  • 食品衛生管理者または食品衛生監視員

 

保健所の営業許可

営業許可は、キッチンカーなどで食品を調理・提供する際に必要な手続きで、行政が定める基準を満たしている場合に各地域の保健所で取得できます。

 

ただし、営業許可を取得するためには食品衛生責任者の資格が必要です。

 

有効期間は5年間で、営業者ごとに取得する必要がある点や更新申請が必要な点に注意しなければなりません。

パンケーキ屋を成功させるためのポイント

ここからは、パンケーキ屋を成功させるためのポイントを解説します。

 

食べやすい形で提供

パンケーキをキッチンカーで販売する場合は、食べやすい形で提供するのがおすすめです。

 

キッチンカー周辺に座れる場所がない場合は、以下の方法でお客様が購入しやすい販売スタイルを検討するのもよいでしょう。

 

カップに入れる 串に刺す パンケーキでサンドする

機能的な車両選び

キッチンカーは、軽バンよりも軽トラ型が作業を進めやすい傾向にあります。

 

軽トラック型のキッチンカーは立ったままの調理が可能で、パンケーキの調理に必要な設備を導入してもある程度の作業スペースを確保できる点がメリットです。

 

キッチンに大人2人が入れるので作業効率を上げやすく、パンケーキ以外のメニューも問題なく調理できます。

 

一方の軽バン型のキッチンカーは車両価格が安く、中古車が市場に多く出回っている車種です。

 

可愛らしい外観で小回りが利きますが、座った状態で作業を進めるので、腰に負担がかかりやすい点にご注意ください。

キッチンカーのパンケーキ屋で人気の店舗を紹介

ここからは、キッチンカーのパンケーキ屋で人気の店舗を3つ紹介します。

 

p-kan2 kitchen

p-kan2 kitchen

p-kan2 kitchenは、茨城県・千葉県で営業しているキッチンカーのパンケーキ専門店です。

 

可愛らしい見た目のクマ型パンケーキと、バリエーション豊かなトッピングが楽しめます。

 

ドリンクやアイスメニューも充実しており、クマ型ボトル付きのドリンクメニューもおすすめです。

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パンケーキレオンハート

パンケーキレオンハートは、ライオンをデザインしたクリームが可愛らしいパンケーキ専門店です。

 

時間が経ってもしぼまないやわらかなパンケーキが特徴で、新鮮なフルーツをふんだんに使用したメニューが人気を博しています。

 

毎週土曜日13時から完売次第で営業を終了するので、気になる方は移動販売スケジュールを確認してみてください。

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こびとぱんsœur

こびとぱんsœur

こびとぱんsœurは、1枚ずつ丁寧に焼き上げたふわふわのパンケーキが楽しめる奈良県のキッチンカーです。

 

可愛らしい妖精のイラストがお店の目印で、「妖精が宿るおいしいパンケーキ」をコンセプトにパンケーキサンドパフェ、期間限定メニューなどを販売しています。

 

旬のフルーツを使用したメニューや季節に合わせたメニューもあり、カップで食べやすい点も嬉しいポイントです。

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キッチンカーでパンケーキ屋を開業するならMYキッチンカーへ

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キッチンカーでパンケーキ屋の開業を検討されている方は、MYキッチンカーにお任せください!

 

MYキッチンカーでは、中古・新古キッチンカーの販売やレンタル・リースに加えて、開業時の各種手続きやアフターメンテナンスもワンストップでサポートいたします。

 

お客様のご希望に合わせて最適なプランをご提案しますので、初めてキッチンカーの開業に挑戦する方もお気軽にご相談ください。

 

 

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まとめ

パンケーキのキッチンカーは、初期費用を抑えやすく設置場所を柔軟に選べる点がメリットです。

 

季節や天候に左右されやすく、ランチタイムの売上が低い傾向にありますが、開業前に事業計画を立てて他店との差別化を図ることが大切です。

 

事業計画書を作成する際は、お店のコンセプトやターゲット層を設定して、販売する商品の魅力が伝わりやすい内容にまとめておくのもよいでしょう。

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