
キッチンカーは屋外で料理をするため、暑さ対策が必須です。
今回の記事では、外仕事には必須の冷却グッズと簡単にできる暑さ対策について紹介します!
熱中症の特徴を理解し対策することで、夏場も安全に仕事ができます。
屋外で活動する方は、ぜひ最後までご覧ください。
コレで猛暑も乗り切れる!人気の暑さ対策・冷却グッズ
キッチンカーでの外仕事には暑さ対策がかかせません。
暑さ対策に便利なアイテムを5つ紹介します。
ファン付きウェア
ファン付きウェアとは、モバイルバッテリーで動く小型のファンがついた服のことです。
袖のないベストタイプと長袖タイプがあり、近年外で仕事する方にも愛用されています。
外気を取り込むことで汗が蒸発し、そのときに発生する気化熱を外に放出することで体の温度を下げる仕組みです。
ファン付きウェアを選ぶ際は、ファンの性能による涼しさや素材の耐久性、着心地やデザインを基準にしてください。
おすすめのファン付きウェアは以下の3点です。
BURTLE バートル 春夏用 エアークラフトベスト
春夏用のベストタイプで、ユニセックスで着られます。
はっ水性や耐久性に優れており、アウトドアでの暑さ対策におすすめです。
17V 超高出力 22000mAh ファンバッテリーセット 空冷調整作業服
超薄型のファンでありながら、業界最大級の風量を実現しました。
17Vのハイパワーで涼しさはもちろん、カバーが外せることからプロペラの清掃も可能です。
高出力のバッテリーで、暑い場所での作業や長時間の作業に向いています。
Amazon 専属ブランド 空調作業服
2022年新開発のファン・バッテリーセットで、軽量かつ強力な風量を実現しました。
風量を調整でき、サイズも豊富に取り揃えているため、老若男女問わず人気です。
コンプレッションウェア
コンプレッションウェアは伸縮性のある生地で作られており、肌に密着することから夏の重ね着としてよく着用されます。
汗を吸収し、速乾性に優れているため、暑さ対策として使うのがおすすめです。
また、身体にかかる負担をやわらげたり、血行をよくしたりする効果があります。
コンプレッションウェアを選ぶ際は、通気性や接触冷感、消臭機能も併せて確認してください。
おすすめのコンプレッションウェアは以下の3点です。
オタフクグローブ 長袖ハイネックシャツ
長袖タイプのコンプレッションウェアで、接触冷感素材でできています。
夏場の暑さ対策として優秀な商品です。
Under Armour メンズ UA ヒートギア アーマー 長袖
人気ブランド、アンダーアーマーから販売される商品です。
吸汗性や速乾性に優れ、体の熱をよく放出します。
アンダーアーマー UA HGアーマー コンプ
アンダーアーマーから販売されている、コンプレッションウェアのタンクトップタイプです。
加圧感が着心地よく、多くの方から高い評価を得ています。
ハンディファン(携帯扇風機)
ハンディファンとは、持ち運びできる小さな扇風機のことで、最近は街中でも持っている人を見かけるようになりました。
おしゃれなアイテムのイメージとは裏腹に、その実用性の高さから近年外仕事の暑さ対策としても使われています。
小型タイプや、見た目がかわいらしいタイプもありますが、暑さ対策として選ぶ際は以下のことを基準に選んでみてください。
- バッテリーの持ち時間
- 最大風力
- コストパフォーマンス
- 持ち運びのしやすさ
おすすめのハンディファンは以下の3点です。
BLUEFEEL PRO+ 超小型ヘッド ポータブル扇風機
超小型でとても軽く、最大24時間連続使用が可能なため、外出先に持ち運ぶにはとても便利な商品です。
風力は4段階で調節でき、暑さ対策としては十分に活躍します。
安全設計も施されており、子どもが使用する際も安心です。
4800mAh大容量 ハンディファン
持ち手部分が折り畳み式で、卓上タイプとしても使えます。
使いやすさ・耐久性・軽さ・携帯性のすべてにおいて、星4つ以上の高評価なハンディです。
BOIROS ハンディファン
こちらは6段階の風量調節ができる、機能性に富んだハンディファンです。
手持ち、首かけ、卓上の3タイプで使い分けることができ、USB端子に接続してスマートフォンの充電もできます。
騒音を大幅にカットしているため、作動音が気になる方はこの商品を使ってみてはいかがでしょうか。
冷却スプレー
即効性のある暑さ対策を選ぶなら、冷却スプレーが便利です。
体に噴射して瞬時に温度を下げることができるジェット噴射タイプと、衣服や体全体に吹きかけるトリガータイプがあります。
さらに、メントールを含んでいるものは体感温度を下げるため、より冷たい感覚が欲しい方におすすめです。
冷却スプレーを選ぶ際は、持続時間がどれくらいか、汗のにおいをカバーできる消臭機能があるかなどを基準にするとよいでしょう。
おすすめの冷却スプレーは以下の3点です。
熱中対策 タオルに氷をつくるスプレー
衣服やタオル、帽子などにスプレーすると、凍ってしまうほどの冷却力をもっています。
そのため、決して肌に直接吹きかけないでください。
エージーデオ24 クールパウダースプレー
汗のにおいを吸着させ、肌のべたつきを解消します。
メントールが含まれているため、肌に噴射したときに冷たさを感じられる商品です。
アイスノン 頭を冷やすスプレー
頭に直接噴射できる冷却スプレーです。
においやべたつきを抑えるとともに、メントールの成分が冷感を持続させます。
ネッククーラー
ネッククーラーは、大きな血管が通る首元を直接冷やすことができるため、暑さ対策として非常に優秀です。
ネッククーラーには電動タイプ、保冷剤を入れるタイプ、PCM素材タイプがあります。
長時間の外出なら電動タイプ、急激な冷却には保冷剤タイプ、冷たい感覚の苦手な方にはPCM素材タイプがおすすめです。
首にかける扇風機と違い、首元を直接冷却するため、サイズ感やフィット感が合っていないと効果は落ちてしまいます。
ネッククーラーを選ぶ際は、持続時間や冷却力、重さやサイズを確認しましょう。
おすすめのネッククーラーは以下の3点です。
TRUSCO(トラスコ)やわらかネッククーラー(不凍保冷剤付き)
やわらかい素材のため首元にフィットしやすく、多くの方も選ばれるほど人気の冷却アイテムです。
値段がとても安く、保冷剤を入れるだけで手軽に暑さ対策ができます。
気温が高すぎる日は溶けやすいため、持続時間が短くなることに注意しましょう。
【LaFuture】ネッククーラー
電動式で、長時間の使用にも優れています。
比較的軽く、首元に負担を与えません。
また、温冷対応のため、冬には首元を温めることもできます。
白と黒の2色展開で、デザイン性も高いことが人気の理由の一つです。
ICE RING アイスリング
PCM素材を使ったネッククーラーで、首元を冷やしてくれます。
強い冷感はなく、心地よい程度の冷たさが人気です。
結露することもないため、場所を選ばずに使えます。
要注意!暑さ対策を万全にしてほしい職業3選
暑さ対策が重要な職業を3つ紹介します。
外仕事の人
屋外で仕事をする人はエアコンなどの空調設備がなく、直射日光にさらされて仕事することがほとんどです。
また、衣服は指定されたものや通気性に優れていない場合も多く、自由に暑さ対策ができるわけではありません。
そのため、体温が上がりやすく、熱中症のリスクが高いとされています。
可能であれば、暑さ対策として効果が高いファン付きウェアを着用するのがおすすめです。
しかし、難しい場合はコンプレッションウェアをインナーとして使用したり、休憩時間に冷却スプレーを使用したりして、暑さ対策を行うとよいでしょう。
車に乗る人
運送業は、熱中症が多い職業としてよく知られています。
たとえば宅配便のドライバーの場合、涼しい車内と暑い屋外を頻繁に行き来することで、温度の急激な変化に体が追い付かなくなり、脱水症状を引き起こすなどです。
また、長距離を移動するドライバーは、同じ姿勢で長時間運転に集中するため、脱水症状に気が付かないこともあるでしょう。
ドライバーにありがちなのが、時間に追われているときにトイレ休憩を減らすため、水分補給を控える傾向にあることです。
また、ドライバーの仕事はほとんど1人で担当することが多く、自身の脱水症状に気が付かないこともあるでしょう。
車に乗る仕事をしている人は、喉が渇く前のこまめな水分補給を心がけてください。
料理をする人
火を使って調理をする厨房も、熱中症が起きやすい仕事と言われています。
厨房は耐熱性に優れていますが、通気性がよいところはほとんどありません。
そのため、積極的な換気や排気ダクトの設置などで厨房の熱を逃がす工夫が必要です。
また、大がかりな空調設備がなくても、スポットクーラーを使えば安価で簡単に冷気を出すことができます。
厨房全体を冷やすことには向いていませんが、ピンポイントで冷やせるうえ、簡単に移動させられる点はメリットです。
夏をいつもより快適に!基本の暑さ対策
仕事をするうえで、暑さ対策をするときのポイントをまとめました。
- こまめな水分補給
- 重ね着
- 直射日光を避ける
- 身体の一部を冷やす
こまめな水分補給
外仕事で汗をたくさんかくと体内の水分が少なくなり、熱中症になる危険性が上がります。
そのため、適度な水分補給が大切ですが、一度に大量に飲むのではなく、定期的に少しずつ飲むことを心がけましょう。
その際、ただ水分を補給するだけではなく、塩分も同時に摂ることが大切です。
理由としては、汗をたくさんかいた状態で大量の水を飲むと体内の塩分濃度がより低くなってしまい、かえって低ナトリウム血症を引き起こす恐れがあります。
低ナトリウム血症は集中力が落ち、意識がもうろうとしてくるため、二次的な事故を防ぐためにも塩分の補給は大切です。
普段飲んでいる水やお茶にひとつまみの塩を入れるか、スポーツドリンクを飲みましょう。
また、冷たい飲みものは胃腸に負担をかけるため、5〜15°Cにして飲むのがおすすめです。
重ね着
炎天下では薄着になるのではなく、重ね着をすることが暑さ対策のポイントです。
肌に密着するコンプレッションウェアをインナーとして使うことで、しっかりと汗を吸収してくれるでしょう。
また、衣服と肌の間に空間を作らないことで、体に熱がこもりにくくなります。
その上に通気性のよい服を重ね着すれば、ますます快適さが向上します。
ファン付きウェアを着るのも、暑さ対策として十分でしょう。
直射日光を避ける
直射日光を避けることは、暑さ対策の基本と言えます。
なぜなら、日光が直接身体に当たることで、熱中症の症状の進行が早くなるからです。
屋外での作業の際は、できるだけ風通しがよい日陰で過ごしましょう。
特に、頭部の温度が上昇すると、体に異常をきたしかねません。
帽子をかぶったり作業場に屋根を設置したりして、対策しましょう。
体の一部を冷やす
熱中症とは、高くなった体の温度が下がらなくなったり体内の塩分のバランスが崩れたりして起こる、身体の障害を指します。
熱中症のリスクを減らすには、直接体の一部を冷やすことが重要です。
その際は、太い血管が通っている首やわき、脚の付け根を中心に冷やしてください。
ネッククーラーや保冷材が入れられるベストなどを使ってしばらく冷やすと、体の温度が下がりはじめます。
また、吹きかけるだけで簡単に身体を冷やせる冷却スプレーもおすすめです。
重症化のリスクも?油断できない熱中症の危険性
外仕事では、常に熱中症のリスクと隣り合わせです。
その特徴をきちんと理解し、重症化しないための対策と応急処置について説明します。
熱中症の特徴
熱中症とは、体内の水分と塩分のバランスが崩れたり体温調節機能がうまく働かなくなったりする病気のことです。
立ちくらみや大量の発汗から始まり、頭痛や吐き気、めまいなどの症状がみられます。
さらに熱中症が悪化すると、立っていることも困難になり、意識がなくなる可能性があります。
これらの症状は、高温多湿の環境や急な環境の変化のもとで起こりやすいのが特徴です。
そのため、日差しが強い場所や気温が高い日の外仕事は、熱中症に気を付けなければなりません。
風通しの悪い場所や、屋内から屋外への作業環境の変化にも気を付けましょう。
また、熱中症は気温が急に上がり始める10時頃と、気温のピークを迎える14時頃に起こりやすい傾向にあります。
重症化すると命に危険がおよぶため、きちんと暑さ対策をして熱中症に備えましょう。
わたしたちにできる予防と対策
年齢を重ねるにつれて体の機能は低下するため、高齢者は比較的熱中症になりやすい傾向にあります。
高齢者は屋外の仕事を控えるようにし、水分補給や休憩は十分に行いましょう。
また、普段から汗をあまりかかない人は、汗によって体温を調節する機能が落ちている可能性が考えられます。
そのため、日頃から運動する習慣を身につけ、定期的に汗をかいておくことが大切です。
また、下痢や二日酔いの方は体が軽い脱水状態にあるため、外仕事は控えましょう。
もちろん、前述した暑さ対策も併せて行うことを心かげてください。
熱中症になったときの応急処置
高温多湿の環境で、まっすぐに歩けない人や呼びかけにはっきりと反応しない人は熱中症かもしれません。
まずは風通しのよい日陰か冷房の効いた涼しい部屋へ移動させて、体を冷やしましょう。
そして、着ている衣服をできるだけ脱がせ、首やわき、脚の付け根などを保冷剤や冷却スプレーで冷やしてください。
意識がある場合は経口補水液かスポーツドリンクを飲ませ、意識がない場合はすぐにでも救急車を呼びましょう。
ただし、吐き気の症状が見られたり改善が見られなかったりした場合も救急車を呼んでください。
暑さ対策万全で営業するならMYキッチンカー!
MYキッチンカーでは、お客様一人ひとりのイメージをヒアリングし、ご希望に沿ったキッチンカーを提供しております。
長年の実績を誇る設計士が現場の導線を考え、十分な暑さ対策も施して設計いたします。
車両の仕入れから見た目と使いやすさにこだわったデザイン、そして開業支援やアフターサポートまですべてお任せください。
また、オリジナルキッチンカーの製作のみならず、レンタルやカーリースも取り扱っています。
イベントの出店で短期的に利用したい方や初期費用を抑えてすぐに開業したい方は、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
この記事では、外仕事の暑さ対策について、冷却グッズを紹介しながら説明しました。
要点をまとめると、以下の通りです。
- 外仕事の暑さ対策は冷却グッズをうまく使おう
- キッチンカーでの仕事は熱中症に要注意
- こまめな水分補給と重ね着で熱中症を予防しよう
- 日頃から運動で汗をかき、暑さに強い体を作ろう
- MYキッチンカーなら暑さ対策が十分
キッチンカーで仕事をしたい方は、ぜひお気軽にMYキッチンカーまでご相談ください。