
わたあめは、華やかな見た目や甘い香りが魅力の人気のお菓子です。
そんなわたあめをキッチンカーで販売することは、手軽に始めやすいビジネスとして注目されています。
本記事では、キッチンカーを開業したい人に向けて、キッチンカーでわたあめを販売するメリットや注意点、各種手続き情報を解説します。
成功のコツや人気店の事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
キッチンカーでわたあめを販売するメリット
わたあめは、キッチンカーで扱うのに適したお菓子です。
はじめに、キッチンカーでわたあめを販売するメリットを紹介します。
設備さえあれば簡単に作れる
キッチンカーでわたあめを扱うメリットは、専門的な技術がなくても機械と材料さえあればすぐに始められる手軽さです。
ざらめ糖と専用のわたあめ機を用意すれば、スティックを回しながら糸状に出てくる砂糖を絡め取るだけで、ふんわりとした甘いわたあめが完成します。
操作もシンプルで、数回練習すれば誰でも安定して仕上げられるようになり、経験がなくても安心して挑戦することが可能です。
また、わたあめ機の導入費用は比較的安価で済むため、初めての開業でも負担が少ないこともメリットです。
原価率が低い
原価率の低さも、わたあめをキッチンカーで提供する際のメリットになります。
一般的な飲食業では、材料費が売上の3割前後を占めることが多いのに対し、わたあめの場合は、必要な原料が砂糖だけとシンプルです。
たとえば、ざらめを1キロ用意すれば数十 10人分を作ることができ、1本あたりの材料費はわずかな額に抑えられます。
販売価格を200~400円程度に設定しても、原価は数パーセントにとどまり、他の食品と比べても圧倒的に高い利益率を維持することが可能です。
さらに、ざらめは保存がきくため仕入れのロスも少なく、安定した経営を目指せます。
見た目が華やかで子どもからの人気が高い
わたあめは、大きくてふんわりとした形と鮮やかな色合いによって視覚的なインパクトが強いお菓子です。
特に、子どもにとっては目を引く形や甘く軽やかな口どけが楽しく、他のおやつにはない特別感があります。
そのため、イベント会場やお祭り、遊園地など家族連れが多い場所では、子どもをきっかけに自然と購入につながることが多いでしょう。
さらに最近では、色を重ねたり形を工夫したカラフルなタイプも人気を集めており、写真映えすることからSNSで話題になりやすく、宣伝効果も期待できます。
キッチンカーでのわたあめの販売で注意すること
わたあめは、キッチンカーで販売するのにおすすめのお菓子ですが、気をつけるべきこともあります。
ここでは、キッチンカーでわたあめを販売する際の注意点を見ていきましょう。
作り置きが難しい
わたあめは、時間が経つとしぼんだり固まったりしてしまうため、空気を含んだ軽やかな食感と見た目の美しさは、作りたてでなければ保てません。
そのため、販売時には注文を受けてから調理する必要があり、来客が集中するイベントなどでは提供までに時間がかかることもあります。
作り置きが難しいことは、効率よく回転させたいキッチンカー営業において注意すべき課題といえるでしょう。
対応策としては、機械の配置や作業スペースを工夫し、できるだけスムーズに仕上げられる環境を整えることが大切です。
また、接客と調理の役割を分けることで、待ち時間を短縮しやすくなります。
ランチ営業に向かない
キッチンカーの多くは、昼休みなどの食事需要を狙ったランチ営業を中心に展開しますが、わたあめは軽いおやつであり、ランチ営業には不向きです。
オフィス街や学校周辺では食事としてしっかりした量を求める人が多く、甘いお菓子だけでは購買につながりにくい傾向があります。
そのため、わたあめを主力にする場合は、ランチ営業ではなくイベントや休日の人出が多い場所を狙った販売戦略が必要です。
公園やショッピングモール、地域のお祭りなどは親子連れや観光客が集まりやすく、わたあめとの相性がよいといえます。
ランチ営業が難しいという性質を理解したうえで、ターゲット層に合わせた出店先を選ぶことが大切です。
天候の影響を受けやすい
天候による影響を受けやすいことも、キッチンカーでわたあめを販売する際の注意点です。
屋外のイベントや公園、遊園地など、子ども連れが多く集まる場所は、雨や強風、気温の極端な変化など天候によって人出が減少し、売上が左右されやすくなります。
さらに、わたあめ自体も湿気に弱く、空気中の水分を吸うと形が崩れたり固くなったりして、品質が保てなくなることにも注意が必要です。
特に雨天時には商品が縮んでしまい、見た目の魅力も損なわれてしまうため、屋内イベントへの積極的な出店や除湿機の使用など、天候への対策が欠かせません。
キッチンカーでわたあめを販売するために必要な資格・免許
わたあめを安心して提供するためには、守るべきルールや取得すべき資格があります。
ここでは、開業前に必要な手続きについて解説します。
食品衛生責任者
「食品衛生責任者」は、飲食に関わる営業を行う場合、店舗や車両ごとに必ず一人は配置しなければならないと定められている資格です。
各地域の食品衛生協会が実施する講習を受けることで取得でき、講義と確認テストを経て修了証が交付されます。
食材の扱いや調理器具の管理など、衛生面に配慮した運営を行うのに必須の資格ですが、講習は1日で終わるため、比較的取得しやすいでしょう。
また、すでに調理師や栄養士などの資格をもっている場合は、受講が免除されます。
保健所の営業許可
キッチンカーでわたあめを販売する際は、販売する地域の保健所が発行する「営業許可」を取得します。
保健所の営業許可は、車内の設備や調理方法が行政の基準を満たしているかを確認したうえで与えられるもので、食品をその場で作って提供する場合に必要です。
既製品を仕入れて袋詰めのまま販売するケースでは不要なこともありますが、実際に機械を使って作るなら取得しましょう。
申請の際は、食品衛生責任者の資格をもっていることが条件となり、検査に合格して初めて営業が認められます。
また、営業許可は全国共通ではないため、販売する地域ごとに申請しなければなりません。
有効期間は5年で、継続して営業する場合は更新手続きが必要です。
キッチンカーでのわたあめの販売に必要な設備
ここでは、キッチンカーでのわたあめ製造に必要な基本的な設備を紹介します。
わたあめメーカー
わたあめは専用の機械でしか作れないため、キッチンカーで販売する際は、わたあめメーカーが必要です。
わたあめメーカーには、家庭用タイプもありますが、短時間で大量に作れる業務用を用意しましょう。
業務用の製造機は10~20万円前後で購入でき、連続で安定した量を提供できます。
特に、イベントや人が集まる場では注文が集中することが多く、業務用のパワーが欠かせません。
また、近年は色付きのざらめを使ってカラフルなわたあめを作れる機種も登場しており、集客効果を高めたい場合におすすめです。
材料・備品類
わたあめをキッチンカーで販売するには、機械だけでなく材料や備品をきちんとそろえることが大切です。
備品や材料は販売スタイルに直結するため、事前にしっかりと計画しましょう。
まず基本となるのは、わたあめを巻き取る割りばしや、出来上がった商品を入れるカップ・バケツ型の容器です。
容器の形やサイズを工夫すれば、見た目の印象も変わり、購買意欲を高める効果があります。
また、提供するわたあめに色や風味をつけたい場合は、複数種類のざらめを準備することが必要です。
さまざまなフレーバーの砂糖を用意すれば、幅広いラインナップを展開できます。
その他
わたあめをメインに他のメニューも扱うなら、提供するメニューに応じた設備や備品を整えましょう。
たとえば、ドリンクを提供する場合は、紙コップやストロー、氷を保管するクーラーボックスなどが必要です。
さらに、冷たい飲み物を扱うなら冷蔵庫や保冷機材、温かい飲み物を出すならポットや加熱器具なども用意しましょう。
加えて、会計をスムーズに行うためのレジ端末や両替用の小銭入れ、衛生面を保つ手袋やアルコール消毒液なども欠かせません。
販売する商品の幅を広げることで集客力を高められますが、その分だけ準備すべき備品も増えます。
わたあめのキッチンカー開業を成功させるポイント
ここでは、わたあめのキッチンカーを軌道に乗せるために、押さえておきたいポイントを解説します。
見た目にこだわる
わたあめのキッチンカーで成功をつかむには、味だけでなく見た目に力を入れることが大切です。
ふわふわとした白一色のわたあめは昔ながらの魅力がありますが、近年は鮮やかなカラーやグラデーションを取り入れた商品が注目を集めています。
ざらめに色を加えるだけで簡単にカラフルに仕上げられるため、赤や青、ピンクなどのバリエーションをそろえて目を引きましょう。
特に複数の色を重ねたレインボータイプは、写真映えすることからSNSを通じた拡散効果も期待できます。
さらに、可愛らしいカップや透明なケースに入れて提供すれば、持ち歩くだけで宣伝効果を発揮するでしょう。
出店エリアやイベントを考える
わたあめの販売をキッチンカーで成功させるには、どこで売るかをしっかり考えることも大切です。
わたあめは特に子どもに人気があるため、家族連れが集まりやすいイベントや、遊園地・公園といったエリアで高い集客効果が期待できます。
また、時期やイベントに合わせた工夫をすることで、さらに注目度を高めることが可能です。
ハロウィンやクリスマスなど、季節感を取り入れたカラーリングは強い印象を与え、話題性も得られることからSNSでの拡散につながりやすく、自然と宣伝効果が生まれます。
わたあめが売れやすい条件
わたあめは特定の季節に左右されにくいお菓子で、1年を通して販売できることが特徴です。
そのため、キッチンカーで成功させるには出店場所に注目しましょう。
わたあめの売れ行きがよい条件がそろっている場所は、子どもが集まりやすい大型ショッピングモールや遊園地、スポーツ大会の会場などです。
また、観光地での販売も効果的で、家族連れだけでなくカップルや若い世代からの需要が期待できます。
こうした販売する場所を意識し、立地や客層に合わせた工夫をすることで、安定した収益を実現しましょう。
人気のキッチンカーわたあめ屋
ここでは、わたあめを販売する人気のキッチンカーを紹介します。
キッチンカーのコンセプトを考える際の参考にしましょう。
BARBE DE PAPA
「BARBE DE PAPA」は、花束を思わせる可愛らしいデザインが魅力のわたあめを提供しています。
老舗和菓子店でも使われる高品質な「鬼ザラメ」を使用しており、見た目だけでなく味にもこだわっているお店です。
さらに、トッピングには、香川県や愛媛県で伝統的に作られる「あられ菓子・おいり」を取り入れるなど、味わいと見た目の両方を大切にしています。
また、専用のバケツ型容器やカップ容器も採用しており、持ち帰りや保存の際にも便利です。
七色×銀平
「七色×銀平」は、イベントを中心に展開するお店で、季節ごとに異なるラインナップを展開しているお店です。
10月から春先にかけてはレインボーわたあめやチョコバナナを、夏場にはカラフルなかき氷やフルーツ系のかき氷を提供しています。
本業は、深蒸し製法によるまろやかな味わいの茶葉を無農薬で栽培する静岡市の農家です。
虹を思わせるカラフルな装飾やぬいぐるみを使った華やかなキッチンカーで、会場を盛り上げています。
CANDYMAN
「CANDYMAN」は、北陸エリアを中心に展開するお店です。
鮮やかな色合いと多彩な味わいの綿菓子をその場で作り上げる丁寧な実演スタイルが特徴で、イベント会場やショッピングモールで注目を集めています。
なかでも、キャラクターをモチーフにした愛らしいわたあめは写真映えもよく、子どもたちから人気です。
さらに、湿気に強く持ち帰りやすいカップ入りも用意しており、未開封なら常温で保存できます。
季節ごとに工夫を凝らした限定商品も豊富で、訪れる人を飽きさせません。
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まとめ
キッチンカーでわたあめを販売する魅力は、低コストで始めやすく集客効果も高いことにあります。
ただし、資格取得や営業許可、設備など、必要な準備を整えることが必要です。
また、出店する場所の選び方や商品演出の工夫によって売上が大きく変わります。
カラフルな見た目や季節限定のフレーバーを取り入れることで、より多くの人の心を掴みましょう。