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キッチンカー(移動販売車)の熱源はガス?電気?調理設備に合わせた熱源を

2021.02.26
製造販売
キッチンカー(移動販売車)の熱源はガス?電気?調理設備に合わせた熱源を
 

渾身の料理を乗せて、カスタマイズした素敵な車と一緒に色々な街や会場へと繰り出すキッチンカー、素敵ですね。

 

お客様に出来立てを食べていただくためにキッチンカーで調理をしますが、それには熱源は不可欠です。

 

熱源は主に「プロパンガス」「電気」「カセットコンロ」の3つの中からの確保が主流となります。

 

それぞれメリットとデメリットがあるので、提供するメニューや自分に合った熱源を選びましょう。

 

熱源の種類は主に3種類

エネルギー

熱源の種類は大きく「プロパンガス(LP)ガス」「電気(家電調理機器)」「カセットコンロ」の3つに分けられます。

 

キッチンカーでの調理では電気もしくはガスを使用することが多いのですが、簡単な調理であればカセットコンロでも可能です。使いやすいものを選びましょう。

 

それでは、それぞれどのような特徴があるのかを詳しく説明していきます。

 

プロパンガス(LPガス)

プロパン

地下に埋設されたガス管を通る都市ガスと違い、どこへでも持ち運べて使用できるのがプロパンガスの魅力です。

 

まさにキッチンカーの相棒とも言えるでしょう。

 

ガス会社と契約してボンベを購入またはレンタルし、ガスを充填してもらって使用します。

 

プロパンガスのメリット

火力が強く、安定して燃焼しつづけられるのが最大のメリット。

 

本格的な調理と相性が良いのがプロパンガスです。

 

火力の高さの面ではカセットコンロよりもプロパンガスが圧倒的であり、プロパンガス対応の業務用調理機器も豊富にあります。

 

たとえば、

・焼きそばやステーキなど、高温の焼き物に適した鉄板

・おでんや鍋など常時温めることが必要なコンロ

・からあげや天ぷらなど高温でサクっと揚げるフライヤー

といった業務用調理機器はお手の物。

 

さらには冬場の屋外イベントなどで暖房装置として活躍するパラソルヒーターにも使用することができます。

 

プロパンガスのデメリット

ボンベの取り付けや圧力の設定、ガスの充填は有資格者に実施してもらう必要があります。

 

しかし現在、個人でガス会社と新規契約しガスボンベを調達するのが困難になってきています。

 

なぜかというと、現在の法律では「万が一ガスによる問題が発生した場合、ガス会社が30分以内に駆けつけることができる範囲内で販売するように」と経済産業省より通達されているからです。

 

キッチンカーはいろいろな場所を転々とするので、ガス会社からしてみると30分以内に急行することが難しいという現実があるわけですね。

 

ガスボンベを車載、および使用する場合には「液化石油ガス保安規則」「高圧ガス保安法」等の規則・法令に従う必要があるのですが、経済産業省の通達もこの規則・法令の一部なので、遵守しなければなりません。

 

なおガスボンベをレンタルまたは購入することができても、そのままでは使用することはできません。

 

ガスボンベにレギュレーター(圧力調整器)を取り付け、圧を調整することでガスの使用が可能となりますが、この作業も有資格者に実施してもらう必要があります。

 

まれにガス使用禁止の会場(出店場所)もあるため、念入りな情報収集と下準備が必要です。

 

プロパンガスを契約するコツや、詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。

キッチンカーの熱源「プロパンガス」を契約する

 

電気(家電調理機器)

オーブン

一般の家庭でIHクッキングヒーターや電気圧力鍋などの「調理家電」の需要が増えている昨今、キッチンカーにおいても電気で熱源を確保する人が増えてきています。

 

調理機器の例として以下が挙げられます。

・焼き鳥やクレープなどに使用するホットプレート

・フライドポテトなど高温でなくても一定の温度管理ができる電気フライヤー

・パンを温め直したりピザなどで使用するオーブントースター

ただし、加熱機器は使用電力が1,000wを超えるものもあるため、電源を借りた先のブレーカーが落ちてしまうことのないように配慮が必要です。

 

電源を確保する方法

電気を熱源とする際に、電源を確保する方法として大きく2つに分けられます。

 

①出店場所で電源を借りる方法

イベント会場では準備されていることが多いです。

 

➁発電機を使用する方法

発電機で発電する方法も、「ガソリンを給油し発電する方法」「走行充電器(アイソレーター)やサブバッテリー、インバーターを使用して車が走ることにより電力を貯め、使用する方法」もあります。

 

電気のメリット

大きなガスボンベが必要なく、コンパクトです。 また火力自体も安定しています。

 

電気のデメリット

高い火力が必要でなければとてもコンパクトで身近な電気熱源ですが、デメリットもいくつかありますので押さえておきましょう。

 

出店場所で電源を借りた場合、ブレーカーが落ちやすい

ひとつの調理機器で1,000W程度使用することが多いので、2つ以上の家電を同時に使用すると借りた先のブレーカーが落ちてしまうことがあります。

 

発電機の騒音が気になる

基本的に発電機にガソリンを入れて発電するため、大きな音をたてることがあります。

 

発電機の音がイベントの雰囲気を壊してしまうこともあるので、発電機専用の防音ボックスを使用するのも手です。

 

発電機を使用する場合、専用のケーブルとコンセントなどが必要

発電機とキッチンカーの家電をつなぐ際は、ただプラグを差し込むだけではありません。

 

専用のケーブルとコンセントが必要になることがあります。

 

20A以上確保可能なエンジン発電機は重くて積み下ろしが大変

キッチンカーでの使用に耐えうる20A以上の出力が可能な発電機は重さが数十kgにもなります。

 

防音ボックスも使用するとなれば、それもとても重たいものです。

 

毎回の積み下ろしとなると大変ですので、ケガにも十分注意しましょう。

 

発電用のガソリンや消火器も必要

発電機用のガソリンは、消防法により自分で給油することはできません。

 

ガソリンスタンドにて、有資格者に給油してもらいましょう。

 

また電気火災用の消火器の設置も必要です。 自治体により消火器の種類や大きさも指定されていますので、確認しておきましょう。

 

インバーター方式でないエンジン発電機の場合、動作しない調理機器もある

車用の電圧(DC12VかDC24V)のままでは調理家電(AC100V)が使えません。

 

AC100Vへと変換するためのインバーターが必要です。

 

連続使用時に調理が追い付かない

家電調理機器は、同時にたくさん動かすことはできないため調理が追い付かないことがあります。

 

例えばクレープを焼いている間はブレーカーの問題がありコーヒーマシンが使えない、生地を作るためのハンドブレンダーが使えないなど。

 

また、連続使用している途中で温度が上がらなくなることもあります。

 

電気を確保する方法については、こちらの記事もご覧下さい。

キッチンカーの電源をバッテリーで確保

 

カセットコンロ

カセットコンロ

家庭でもよく使われているカセットコンロですが、キッチンカーでも使用することが出来ます。

 

とても手軽なイメージですが、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

 

カセットコンロのメリット

とてもコンパクトで、複数台あったとしても狭いキッチンカーで使用することができます。

 

またガス缶はコンビニなどでも手に入るため扱いが容易です。

 

カセットコンロのデメリット

冬場は火力が弱く、風が吹くと炎が揺れてしまい火力が安定しません。

 

最大火力で使うと30~40分程度でガス缶を1本消費するため、コストや取り換えの手間がかかります。

 

カセットコンロ自体はコンパクトですが、ガス缶のストックも必要です。

 

イベントで熱源を使用する際に消防署がチェックする項目

消火水栓

イベントに出店する際、使用する熱源(プロパンガス/電気)ごとに消防署がチェックする項目が異なります。

 

いざ開店しようとしたらチェックにひっかかり出店禁止、ということのないよう注意点を理解しておきましょう。

 

プロパンガスの注意点

プロパンガスにおける注意点を説明します。

 

有資格者でないと取り扱いができない部分もありますので、事前にチェックしておきましょう。

 

火気の周りが不燃物で覆われているか

ここでは火気とはコンロや鉄板、フライヤーなどの調理器具を指します。

 

調理器具の周りは燃えないもので囲まれているでしょうか。

 

木でできた台に調理機器を設置していたり、すぐ横に材料が入った段ボールが置いてあったりすると燃えやすく危険です。

 

ガスボンベが倒れないように固定されているか

スボンベがチェーンなどで固定されているでしょうか。

 

ガスボンベを屋外に設置する場合、人が触ったりぶつかってしまう可能性が出てきます。

 

人がぶつかってしまったり、万が一地震がきても倒れないようしっかり留めておきます。

 

ガスボンベに調整器が付いているか

調整器はボンベから出てくるガスの圧力を一定に保つための機器です。

 

圧力の設定は有資格者が実施する必要があるため、事前にガス会社の方に確認しましょう。

 

正しいガスホースを使用しているか

ガスボンベと調理器具を繋ぐホースは長すぎたり短すぎたりしないよう適切な長さにしましょう。

 

またフライヤーを使用する際、機器によってはオレンジ色のゴムホースでなく鉄管接続式のものもありますので、ガス会社と相談しておきましょう。

 

プロパンガスに直射日光を当てない

ガスボンベを車内ではなく外に設置する場合、ボンベ自体が高温にならないよう日よけ対策をしましょう。

 

電気(発電機)の注意点

電気(発電機)における注意点を説明します。 携行缶への給油はガソリンスタンドで行いましょう。

 

ガソリン携行缶は直射日光が当たらない場所への設置が必要

ガソリン携行缶もガスボンベと同様、屋外に設置する場合は直射日光が当たらない場所にようにしましょう。

 

発電機は設置場所付近に燃えるものがない場所・給油時は発電機をストップする

発電機に給油する際は、周りに燃えやすいものがないかを確認します。

 

ガソリンは、液体にではなく液体が気化したガスに引火します。必ず発電機を停止してから行いましょう。

 

その他

2013年に起きた福知山の露店爆発事故を受けて、出店中は発電機への給油を禁止している消防もあります。

 

事前にガソリンを満タン給油しておきましょう。

 

MYキッチンカーで自分仕様のキッチンカーを

キッチンカーはメニューや営業方法により設備や仕様が異なります。

 

MYキッチンカーでは、使いたい設備や熱源に合わせて最善の設計をご提案させて頂きます。

 

専門の建築士が設計・施工するため、無駄のないキッチンカーが製作可能です。

 

使用する熱源に迷われているようでしたら、まずはMYキッチンカーにご相談ください!

 

詳しくはこちら

 

まとめ

いかがでしたか? キッチンカーの熱源は、「プロパンガス」「電気」「カセットコンロ」の3つが主流となっています。

 

提供する料理や調理器具によって、どれを使うのがベストか考えてみましょう。

 

なお熱源がどれであっても、消防署のチェックは必要です。

 

気持ちよく出店できるよう、事前準備をしっかり行うことが大切です。

 

こだわり抜いた車にお気に入りの看板やPOPでデコレーションして、料理と共にお客様に愛されるキッチンカーを作っていきましょう!

 

また、キッチンカーの内装について詳しくは、こちらの記事をお読みください。

失敗しないキッチンカーの内装

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