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キッチンカーでパスタ屋を開業しよう!必要な資格や成功のポイントは何?

2025.10.29
出店サポート
キッチンカーでパスタ屋を開業しよう!必要な資格や成功のポイントは何?
 

パスタは、幅広い客層から支持を集めやすく、キッチンカーで販売するのに適したメニューです。

 

そこで今回は、キッチンカーでパスタ屋を開業する際に必要な資格や成功のポイントを解説します。

 

開業時の各種手続き情報も紹介しますので、これからキッチンカーでパスタを販売する予定のある方は、ぜひ参考にしてください。

 

パスタがキッチンカー販売にも向いている理由

まずは、パスタがキッチンカー販売に向いている理由を解説します。

 

幅広い客層から支持されている

パスタは味付けのバリエーションが豊富で、幅広い客層から支持されているメニューです。

 

出店エリアや時期を問わず出店しやすく、使用する食材や調味料を工夫すれば、競合店とも差別化できます。

メニューの自由度が高い

パスタはメニューの自由度が高く、オリジナルメニューを受け入れられやすい傾向にあります。

 

旬の食材を使用した限定メニューを販売するなど、ターゲット層に合わせたメニュー設計を行うのもおすすめです。

乾麺なら日持ちする

乾麺は賞味期限が長く、日持ちするので食材ロスを削減できます。

 

余った分は翌日の営業に持ち越せるので、原価管理がしやすい点もメリットです。

キッチンカーでパスタを販売する方法

ここからは、キッチンカーでパスタを販売する方法を説明します。

 

必要な許可・免許

キッチンカーでパスタを販売する際は、以下の許可・免許の取得が必要です。

<食品衛生責任者>

食品衛生責任者とは、各都道府県の食品衛生協会が主催する約6時間の講習を受けて、修了試験に合格すれば取得できる資格のことです。

 

キッチンカーを営業するためには、各調理車両に食品衛生責任者を1名以上配置する必要がありますが、以下に該当する場合は受講が免除されます。

  • 医学・歯学・薬学・獣医学などの食品衛生法で定められた学科・課程の修了者
  • 栄養士や調理師などの資格取得者

なお、食品衛生責任者の資格は全国共通で使用できるので、一度取得すれば再取得の必要はありません。

<保健所の営業許可証>

営業許可証は、出店予定地域の保健所で取得できます。

 

保健所の営業許可証を取得する流れは、以下の通りです。

  • 保健所に合格条件を確認する
  • キッチンカーを準備する
  • 申請書を提出する
  • 保健所の車両検査を受ける
  • 営業許可証の交付を受ける

ただし、複数の地域でキッチンカーを営業する場合は出店予定地域ごとに営業許可の取得が必要な場合がある点にご注意ください。

 

保健所の許可基準は地域ごとに異なるので、不安な点があれば管轄の保健所に事前相談を依頼するのもよいでしょう。

キッチンカーに必要な設備

パスタ屋のキッチンカーを開業する際に必要な設備は、以下の通りです。

  • 深めの鍋
  • コンロ
  • 冷蔵庫・冷凍庫

生麺を使用する際は、生地をこねる調理台やパスタマシンを導入しましょう。

 

また、キッチンカーの調理設備は各保健所で既定条件が異なるので、事前に検査項目を確認しておくと安心です。

キッチンカーのパスタ屋を成功させるポイント

ここからは、キッチンカーのパスタ屋を成功させるポイントを紹介します。

 

食材のコストを考える

キッチンカーのパスタ屋を成功させるためには、食材の活用方法を工夫してコストを削減することが大切です。

 

販売するメニューが多いと、使用する食材の種類が増えてコストがかかりやすくなります。

 

一つの食材を複数のメニューで使用したり、代替食材を検討したりして、効率的に食材を消費するのもよいでしょう。

出店エリアを考える

キッチンカーのパスタ屋は競合が少ない反面、飲食店コンビニなどの固定店舗で類似したメニューを販売している場合も多く、出店エリアを慎重に選ぶ必要があります。

 

地産地消のメニューなどで競合店との差別化を図りながら、固定店舗の少ない場所や類似したメニューが販売されていない場所への出店をご検討ください。

セットメニューを提供する

キッチンカーのパスタ屋は、セットメニューの提供で客単価を上げやすくなります。

 

ドリンクやサラダ、スープやパンなどでメニューのバリエーションを増やすのもおすすめです。

提供するパスタメニューのポイント

ここからは、キッチンカーで提供するパスタメニューのポイントを紹介します。

 

乾麺のパスタは歯ごたえのある食感、生パスタは弾力のある食感が特徴です。

 

ほうれん草やトマトなどの野菜を練り込んで、競合店との差別化を図るのもよいでしょう。

<ロングパスタ>

ロングパスタ

ロングパスタの種類は、以下の通りです。

  • スパゲティ
  • カッペリーニ
  • リングイネ
  • フィットチーネ(タリアテッレ)

スパゲティは直径1.4〜1.9mmほどの棒状のパスタで、太麺は濃厚なソース、細麺はシンプルなソースに適しています。

 

カッペリーニは直径0.8〜1.1mmほどのパスタで、冷製パスタや汁気の多いパスタを作る際におすすめです。

 

ほかにも、リングイネはスパゲティをつぶしたような形でクリームソースやバジルソースに絡みやすく、フェットチーネは厚さ5〜10mm程度の平打ち麺で、濃厚なパスタソースとの相性がよい傾向にあります。

<ショートパスタ>

ショートパスタ

ショートパスタの種類は、以下の通りです。

  • マカロニ
  • ペンネ
  • ファルファッレ
  • リガトーニ
  • フジッリ
  • コンキリエ(シェル)

マカロニは直径2〜5mmのショートパスタで、クリームソースやトマトソースとの相性がよく、日本ではサラダやグラタンなどに使用されています。

 

ペンネは、円筒状のパスタを斜めに短く切った形状で、穴があいているので味が染み込みやすく、ローマではアラビアータやゴルゴンゾーラのパスタソースと合わせて使用する場合が多い種類です。

 

ほかにも、蝶形のファルファッレは濃厚なクリームソースやサラダに合わせやすく、中心部と周辺部で違った食感が味わえます。

 

ショートパスタは見た目のバリエーションが豊富で、太めのマカロニのような形状のリガトーニや、螺旋状でソースと絡みやすいフジッリ、貝の形に似ているコンキリエなど、料理を視覚から楽しめる点も魅力の一つです。

<その他>

パスタに使用するその他の麺として、ラザニアニョッキなどがあげられます。

 

ラザニアは板状のパスタで、ホワイトソースやミートソースを重ねてオーブンで焼いた料理が有名です。

 

一方のニョッキは、ミートソースやクリームソースなどの濃厚なパスタソースとの相性がよく、煮込み料理やスープに適しています。

 

ニョッキはジャガイモを団子状に丸めて作るのが一般的ですが、ほうれん草やカボチャなどの野菜を練り込んでアレンジを加えるのもよいでしょう。

パスタソース

パスタソースの種類は、以下の通りです。

<オイルソース>

オイルソースとは、オリーブオイルにニンニクや唐辛子を合わせたソースのことです。

 

調味料が馴染みやすく、香り豊かなさっぱりとした味わいが楽しめます。

 

イタリアの家庭では日常的に使用されている定番ソースで、使用する食材にこだわって素材の味や香りを追求するのもおすすめです。

<クリームソース>

クリームソースとは、牛乳・生クリーム・バターを使用したソースのことを指します。

 

日本では、ベシャメルソース(バターで小麦粉を炒めて牛乳で伸ばしたもの)をベースにした、クリームパスタを作るのが一般的です。

 

なめらかな舌触りでフェットチーネとの相性がよく、さまざまな食材に合わせられることから、素材のうま味を生かしたパスタを作る場合にも適しています。

<トマトソース>

トマトソースは、トマトの酸味・甘み・うま味を生かしたパスタソースで、濃厚で食べやすく、幅広い層から人気を集めています。

 

トマトは煮詰めると酸味が飛び、さまざまな食材とあわせられるので、組み合わせ次第でメニューのバリエーションを広げられる点も魅力の一つです。

<ミートソース>

 

ミートソースとは、ひき肉と刻んだタマネギをトマトと一緒に煮込んだソースのことです。

 

ウスターソースやケチャップ、砂糖などを合わせた味付けが特徴で、日本では子供用のミートソース缶が全国に広まったことから、甘口のミートソースが主流となっています。

<バジルソース>

バジルソースとは、ペースト状のバジルを使用した爽やかな香りのパスタソースです。

 

鮮やかな緑色とクセになる味わいが特徴で、パスタやピザ、サラダなど、幅広いメニューに使用できます。

<チーズソース>

チーズソースは、濃厚なチーズのうま味をパスタに絡めて楽しめるパスタソースです。

 

日本では、クリームソースチーズを溶かして作るのが一般的ですが、イタリアでは、代表的なチーズ(ゴルゴンゾーラペコリーノなど)とコショウを合わせたパスタが親しまれています。

<和風ソース>

日本では、和の食材や調味料を使用した和風ソースも人気です。

 

大葉やネギ、のりなどをトッピングすれば、香り豊かなパスタに仕上げられます。

<その他>

上記のパスタソース以外にも、日本ではたらこパスタナポリタンが人気です。

 

パスタは相性のよい食材や調味料が多く、エビのうま味を生かしたアメリケーヌソースなど、アイデア次第でメニューのバリエーションを無限に増やせます。

 

食材や味付けを工夫すればオリジナルのメニューが作れるので、ターゲット層に合わせたパスタソースを考えてみるのもよいでしょう。

キッチンカーで人気のパスタ屋

ここからは、キッチンカーで人気のパスタ屋を3つ紹介します。

 

ロスプレンドーレ

ロスプレンドーレ

ロスプレンドーレは、滋賀県・京都府・大阪府を中心にパスタを販売しているキッチンカーです。

 

本場で修行を積んだシェフが提供するパスタは、弾力のある生パスタと化学調味料不使用の自家製ソースが特徴で、ボロネーゼやカルボナーラなどが人気を博しています。

 

パスタ以外のメニューも多く、ピザやスイーツ、手作りドリンクも楽しめる点も魅力の一つです。

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good food bROTHERS

good food bROTHERS

good food bROTHERSは、東京都で営業しているキッチンカーのパスタ屋です。

 

パスタのバリエーションが豊富で、クラムチャウダーやチキンのトマト煮込みなどのイベント限定メニューも購入できます。

 

自家製ミートソースを使用したボロネーゼは、野菜の食感が楽しめる優しい味わいが特徴です。

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キッチンルポ

キッチンルポ

キッチンルポは、静岡市を中心にパスタを販売しているキッチンカーです。

 

メインのボロネーゼはレストラン仕込みの本格的なミートソースが特徴で、旬の食材を使用した日替わりパスタも楽しめます。

 

食材は地産地消にこだわっており、イタリアンに欠かせないトマトやニンニクなどの野菜はもちろん、魚介類や肉類にいたるまで、できる限り静岡県産のものを使用しています。

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キッチンカーでパスタ屋を開業するならMYキッチンカーへ

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これからキッチンカーでパスタ販売を検討している方は、ぜひMYキッチンカーにお任せください。

 

MYキッチンカーでは、移動販売車の製作・販売はもちろん、開業時の各種手続きからアフターメンテナンスまでワンストップで対応可能です。

 

また、営業許可の取得や出店場所の紹介など、キッチンカーの開業支援が充実しているので、初めてキッチンカーでパスタ屋を開業する方も安心してご依頼いただけます。

 

個別コンサルや無料相談も承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

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まとめ

キッチンカーでパスタを販売する際は、食材コストを考慮してメニュー数を決めましょう。

 

客単価アップを目指す場合は、ドリンクやサラダなどのサイドメニューを増やして、セットメニューとして販売するのもおすすめです。

 

また、キッチンカーの出店場所を検討する際は飲食店やコンビニなどの固定店舗が少ないエリアを選び、競合店との差別化を図るとよいでしょう。

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