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キッチンカーでアルコール(お酒)の販売はできる?移動販売するバーの開業準備に必要な許可や販売できる条件も解説

2022.04.25
出店サポート
キッチンカーでアルコール(お酒)の販売はできる?移動販売するバーの開業準備に必要な許可や販売できる条件も解説
 

キッチンカーでバーを開業したいが、そもそもキッチンカーでアルコールを販売できるのかがわからなくて困っているという方も多いでしょう。

 

キッチンカーでアルコールを販売するには、店舗型のバーや居酒屋とは違う資格や許可が必要です。

 

この記事では、キッチンカーでアルコールを提供する際の条件や、開業準備に必要な許可や資格などをまとめてご紹介します。

 

キッチンカーでアルコールの販売はできる?

ピンクフートラ

キッチンカーでアルコールを販売するには条件があります。

 

まずは、キッチンカーでアルコールを販売するための条件をご説明します。

 

開栓した状態なら販売できる

キッチンカーでのアルコール販売をする場合、未開栓の状態は禁止されていますが、開栓した状態であれば提供可能です。

 

ただし、保健所で「飲食店営業許可」を取得している必要があります。

 

以前は大分県だけ開栓した状態でもキッチンカーでのアルコール販売は禁止されていましたが、法改正により現在は販売可能になりました。

 

つまり、キッチンカーでのアルコール販売は、保健所で飲食店営業許可を取得したうえで、缶や瓶を開栓した状態なら販売してもよいということです。

 

深夜にお酒を提供する場合は許可が必要

深夜0時を過ぎてからお酒を提供する場合は、所轄の警察署に「深夜酒類提供飲食店営業届」を提出する必要があります。

 

警察署への申請には、飲食店営業許可書や住民票の写しが必要な場合もあるため、あらかじめ所轄の警察署に確認してから申請書類を用意しましょう。

 

ただし深夜酒類提供飲食店営業届は、主にアルコールを提供するバーや居酒屋などの飲食店を経営する場合に必要な届けです。

 

アルコールを提供するすべてのキッチンカーで必要というわけではないので、自分のお店が該当するかどうかは、所轄の警察署に確認してみましょう。

 

提供許可品目数が定められている

キッチンカーでの営業許可を取る際に、給排水タンクの容量が40Lより不十分な場合は、提供品目が1品目までしか認められない場合があります。

 

キッチンカーでアルコールと食べものの両方を提供したい場合は、営業許可を取る前に保健所に相談しましょう。

 

出店場所の管理者へ確認が必要

キッチンカーを出店する場所によっては、お酒での騒音やトラブルを避けるために、お酒の提供ができない場合があります。

 

他にも、イベントやフェスなどではお酒のメーカーを指定されることもあるため、事前に出店場所の管理者への確認が必要です。

 

キッチンカーでアルコールを販売するまでの流れ

ストローとレモンのアルコール

ここでは、キッチンカーでアルコールを販売するまでの流れや、必要な資格・許可、おすすめの車種をご紹介します。

 

開業までの流れ

キッチンカーでアルコールを販売するまでの流れを説明します。

  1. コンセプトや戦略を考え必要コスト・予算を算出
  2. 開業資金の調達
  3. 必要な資格や許可・設備・手続き
  4. 出店場所の確保
  5. キッチンカーの準備・仕込み場所の確保
  6. 必要な保険に加入
  7. 食材の仕入れ
  8. 広告・SNSなどで宣伝

また、開業についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

▼キッチンカーを開業する手順

 

必要な資格と許可と申請方法

アルコールを販売するキッチンカーに必要な資格と許可は、主に2つです。

 

食品衛生責任者

食品を扱う営業をする場合、施設ごとに必ず1名以上の「食品衛生責任者」を配置する必要があります。

 

食品衛生責任者の資格を取得するためには、各都道府県の食品衛生協会が開催している「食品衛生責任者養成講習会」を受講しなくてはなりません。

 

飲食店営業

キッチンカーでアルコールを販売する際には、保健所で「飲食店営業許可」を取得する必要があります。

 

保健所へ営業許可申請の際には、先述した「食品衛生責任者」の資格と「移動販売で使用する車」の申請も併せて行いましょう。

 

また、キッチンカーの営業許可は全国共通ではないため、出店する地域を管轄している各保健所で申請・取得する必要があります。

 

たとえ近隣でも、他県で営業したい場合は、改めて営業予定の都道府県の保健所に営業許可を申請・取得しましょう。

 

必要な設備とおすすめの車種

キッチンカーに必要な主な設備は下記の通りです。

 

ここで紹介する設備が備わっていないと、保健所の許可が下りない場合があります。

  • シンク
  • 給排水タンク
  • 照明
  • 換気扇
  • 扉付き収納スペース
  • 冷蔵庫
  • ゴミ箱
  • 電源装置
  • 作業台

キッチンカーでお酒をメインで販売する場合は細かい調理器具が不要なため、軽トラックで十分対応できるでしょう。

 

立ち飲みはもちろん、折り畳みの机と椅子を用意すれば、座ってゆっくり楽しんでもらえます。

 

さらに、軽トラックなら狭いスペースでも出店しやすく、初期投資を抑えられるでしょう。

 

一方、アルコール以外に料理も充実させたい場合は、作りたい料理に合わせた設備や器具が必要です。

 

その場合、キッチンカー内を圧迫する可能性があるため、作業スペースにゆとりが作れる1トントラックが便利でしょう。

 

キッチンカーでアルコールを販売するメリット

ビールカンパイ

キッチンカーでアルコールを、販売するメリットを4つお伝えします。

 

換気性が優れている

キッチンカーでのアルコール販売は屋外のため、換気性が優れている点がメリットです。

 

店舗型のバーは、落ち着いた隠れ家的な雰囲気が演出しやすい地下や狭い物件で営業するお店が多いですが、新型コロナウイルスの影響や感染症対策を考えると、不安を感じる人も多いでしょう。

 

しかし、キッチンカーなら極めて風通しがよい環境で、お客様にアルコールを提供できます。

 

さまざまな場所で感染症対策が強いられる中、キッチンカーの優れた換気性は大きなメリットです。

 

季節感を楽しむことができる

移動販売するバーなら、四季折々の景色を見ながらお酒を楽しめます。

 

外の空気を吸いながらおいしいお酒を飲むことで得られる解放感は、店舗型のバーや居酒屋のような場所では体験できません。

 

特に、「春は桜」「秋は紅葉」といった季節を感じながら楽しむお酒は、お客様にとっても楽しい思い出になるでしょう。

 

原価が安く手間がかからない

アルコールは原価が安く提供の手間もかからないため、極めて利益率が高いと言えるでしょう。

 

仮に、4Lで2,000円前後の焼酎60ccと、2Lで100円のウーロン茶200ccでウーロンハイを作った場合、原価は約40円です。

 

ウーロンハイを作る作業も、グラスに氷を入れて焼酎とウーロン茶を混ぜるだけなので手間がかかりません。

 

調理工程が多い料理を提供する場合、提供するまでに時間がかかりますが、アルコールならすぐに提供できるでしょう。

 

原価が安く、提供の手間もかからないということは、人が集まる場所であれば、短時間で大きな売上につながる可能性があります。

 

店舗型と比べてコストが安い

キッチンカーの営業にはコスト面でのメリットもあります。

 

店舗型のバーを開業する場合、店舗の内装などの大きな初期投資の他にも、家賃などの固定費が毎月必要です。

 

しかし、キッチンカーのバーなら、初期投資は主にキッチンカーの準備のみで、固定費は駐車場代とガソリン代程度の出費で抑えられるでしょう。

 

固定費を抑えられるのも、キッチンカーでバーを開業するメリットと言えます。

 

キッチンカーでアルコールを販売するデメリット

イエスノー

キッチンカーでのアルコール販売には、メリットだけでなくデメリットもあります。

 

天候に影響される

販売する商品にかかわらず、キッチンカーは天候の影響をまともに受けます。

 

夏は蒸し暑く、虫が寄ってくるほか、雨や雪の日は屋外に出ることが面倒になってしまう人もいるでしょう。

 

特に、お酒を販売する場合、未開栓の状態では販売ができないため、その場で飲むことが難しい雨や雪の日はテイクアウトの需要が落ちます。

 

このような天候の影響は、キッチンカーでのバー営業に必ず付きものです。

 

そのため、天気予報をこまめに確認し、売上の増減を十分想定したうえで必要な対策を講じましょう。

 

販売できる条件が厳しい

キッチンカーでアルコールを販売するには、さまざまな条件をクリアしなくてはなりません。

 

必須の資格や許可だけでも飲食店営業許可や食品衛生責任者の資格があり、時間帯によっては深夜酒類提供飲食店営業の許可も必要です。

 

そのうえ、どこに出店するとしても出店場所の所有者や責任者から許可がいります。

 

さらに、お酒を販売することでトラブルや騒音を招く可能性があるため、出店場所周辺の環境を考慮し、場所によってはアルコールの販売を禁止しているところもあります。

 

たとえ人が集まる場所だとしても、近くが住宅街や学校施設周辺などであれば、販売は厳しいでしょう。

 

移動販売のバーで成功するポイントとは?

カップとカギ

移動販売のバーで成功するポイントを3つお伝えします。

 

季節に応じたメニューを提供する

季節感を楽しめるキッチンカーのメリットを活かして、季節に応じたメニューを作りましょう。

 

寒い冬には熱燗やホットワイン、夏には爽快感のあるカクテルやハイボールなど、季節に応じたメニューを提供することで、季節を感じながら外でお酒を飲む特別感を演出できます。

 

定番メニューに加えて季節限定メニューを作ることは、お客様を飽きさせない工夫にもなり、リピーターを増やすための大切なポイントです。

 

裏メニューを作る

裏メニューを作ることもポイントです。

 

裏メニューは「特別感」があるため、リピーターや常連客に喜んでもらいやすいうえに話題性もあり、SNSなどで拡散される可能性もあります。

 

SNSなどで拡散されると宣伝効果も期待でき、新規のお客様にも足を運んでもらいやすくなるでしょう。

 

オリジナルのカクテルやつまみなど、独自性のある裏メニューを考えて提供してみてください。

 

コンセプトを定める

キッチンカーのバーを成功させるには、コンセプトも重要です。

 

たとえば、メインになる商品がお酒か料理かによって、必要な設備やターゲット層、出店場所も変わるでしょう。

 

開業後に「やっぱりメインを料理にしたい」などとコンセプトを変更する場合は、車両の設備を追加したり、場合によっては許可を取り直したりする必要があります。

 

後悔しないためにも、開業前にしっかりとリサーチし、お店のコンセプトを定めましょう。

 

キッチンカーでアルコールを販売している人気のお店

最後にキッチンカーでアルコールを販売している人気のお店をご紹介します。

 

ぜひ、あなたのお店作りの参考にしてください。

 

Space Bar Kanon

スペースバーカノン

「Space Bar Kanon」は、岐阜県大垣市を中心に営業している移動販売式のバーです。

 

オーナーはバーテンダーとしての経験だけでなく「J.S.Aワインソムリエ」や「HBAバーテンダー」などの資格も所有しています。

 

お酒に詳しいオーナーが作る、旬のフルーツを使った色鮮やかなカクテルや、ハイボールが人気です。

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肉山

肉山

「肉山」は東京都吉祥寺を中心に、肉弁当やアルコールの移動販売を行なっています。

 

吉祥寺に店を構えており、なかなか予約が取れないと言われている赤身肉の名店「肉山」が2019年9月から始めたキッチンカーです。

 

泡が極上の生ビールを提供するほか、ビールと相性抜群のお肉の惣菜が充実しています。

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カンパイSAKE LOVERS

乾杯酒

カンパイSAKE LOVERSは、東京都新宿区を中心に移動販売をする、日本酒専門のキッチンカーです。

 

日本酒と相性のよいおつまみを提供しており、立ち飲みカウンターとタープテントの半屋外で楽しめます。

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キッチンカーでアルコールを販売するならMYキッチンカー

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MYキッチンカーなら、キッチンカー・キッチントレーラーに関するすべてのことが実現可能です!

 

キッチンカーの短期利用が可能なレンタルから、長期利用のリース、お客様の希望に合わせて作り上げていくオーダーメイドのキッチンカーなど、あなたの開業に最適なご提案をさせていただきます。

 

もちろん、出店サポートから出店後のメンテナンスまで、トータルサポートいたしますので、まずはお気軽にMYキッチンカーへご相談ください。

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まとめ

黄色フートラ

キッチンカーでアルコールを販売する際のポイントは下記の通りです。

  • アルコールを開栓した状態なら販売できる
  • 移動販売に必要な資格・許可は「食品衛生責任者」と「飲食店営業」
  • 深夜0時以降のアルコール提供には「深夜酒類提供飲食店営業届」が必要
  • 料理も充実させたいなら1トントラックがおすすめ
  • 裏メニューや季節限定メニューで「特別感」を提供することが成功のポイント

キッチンカーのバーなら風通しがよい環境で、四季折々の景色を感じながらお酒を楽しんでもらえます。

 

新型コロナウイルスの影響や感染症対策を考えると、キッチンカーの風通しのよい環境は大きなメリットでしょう。

 

ぜひ、この記事を参考に、あなたのこだわりが詰まったキッチンカーのバーを開業してください。

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